ウコンの効能
ウコンには健胃作用や抗菌作用、血中コレステロールの抑制作用があるだけでなく、最近では腎臓や肝臓、ガン、糖尿病などの治療や予防にも効果が期待されています。
◎ガン予防に
ウコンの主成分である黄色色素のクルクミンにはガンを抑制する働きが認められており、世界的に研究や実験が進められています。また、漢方ではウコンの茎と根がガンの治療と抗ガンに使用されており、その効果が実証されています。
◎肝臓病に
古代から世界各国で肝臓の薬として珍重されていたウコン。日本でも肝臓病への効果が注目されたことでウコンブームが起こりました。ウコンに含まれるクリクミンと精油成分が肝機能を向上させ、胆汁の分泌を促進してくれます。
◎糖尿病に
糖尿病は血液中のブドウ糖濃度が正常値を超え、高い状態がいつまでも続く代謝性疾患。食生活の西洋化とともに、患者の数は増える一方だといわれています。ウコンの成分が肝臓機能とブドウ糖の代謝機能を活性化し、血液中のコレステロール量を低下させ毛細血管にいたるまでの血流を改善。糖尿病はもちろん、合併症の原因とされる血行障害を防いでその発症を予防・抑制します。
◎高血圧に
血管の内側にたまった汚れと、コレステロールや中性脂肪によって血流が悪くなると高血圧を引き起こします。ウコンの成分であるα-クルメンが血管そのものを強化すると同時に血管の収縮を抑え、血液の塊がたまりにくくします。
◎胃炎・胃潰瘍に
ウコンの成分は口のなかの粘膜を刺激して唾液の分泌を促し、胃に温感を与えます。この作用によって胃の活動が活発になり、胃液の分泌を促進。胃腸の機能を活性化させるだけでなく、ストレス性の胃潰瘍を予防する効果も実証されています。
◎慢性関節リウマチに
ウコンに含まれているクルクミンは、慢性関節リウマチの患者の関節のはれ、朝のこわばりなどの症状を緩和する効果が認められています。
◎お肌の美白に
ウコンは古くから美容・美肌用の塗り薬としても用いられています。さまざまな効果をもつ成分、クルクミンにはメラニンの成分を抑える効果があり、常用することでシミやソバカスを改善し白い素肌を生み出します。
◎便秘に
ウコンに含まれている食物繊維が腸内を活性化させ、便秘を解消。腸の掃除をして悪玉細菌の増殖を防いでくれます。
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